
娘は今四か月。
1~2か月の頃中々寝てくれなくて、しかも寝たと思ったら30分後に起きる×∞・・・というようなエンドレスに苦しんだ日々が嘘のように今は夜ぐっすり寝てくれています。
今回はその睡眠の話をしようと思います。
今では夜はたっぷり遊んだ後、20時にベットに運んで、おやすみのちゅうをした後は布団の中でもぞもぞしながら就寝。その後朝の7時までぐっすり。たまに夜中にウニャウニャ言っていますが、自分で指しゃぶりをしたり、布団をハムハムしながら、自ら眠りに落ちます。周囲に言うと完全母乳でそこまで寝るのは奇跡だ!と言われます。
元々の性質もあるのかもしれませんが、2か月頃から始めた睡眠のトレーニングが功を奏しているのではないかと思っています。(正確に言うと産まれた時から始めたのですが、一回挫折した・・・)
世の中ではジーナ式、と呼ばれており、50万人の母親のバイブル!とまで言われている一方で、Amazonのレビューは賛否両論、炎上とも言える盛り上がりが繰り広げられています。ジーナ式の本はこちら。
※2007年に発売されたロングセラーですが、2020年に改訂版が発売されています。久しぶりに手に取ってみましたが、改訂版も相変わらず難解w。時代の変化・ライフスタイルに合わせていくつか詳しく解説が入っている印象です(2022年6月現在)
実際このジーナ式は超絶スケジュールが細かくて、嫌気がさす気持ちもわかります。何を隠そう、私も一度挫折しました。ただ、どう子育てしていいかわからない自分にとっては一つの大きな指針になったことは間違いなく、実際、こちらが徹底しようとしてなくても赤子がスケジュール通りに眠くなり始めることがあったりと、よくできているなと思うことが多々ありました。まあうまくいかなくてもいいやという軽い気持ちで、2か月目から再開。今に至ります。
いくつか特に効いたポイントを書きます。
1:毎日同じスケジュールで過ごす
これが最大のポイントかもしれません。生活リズムを整えるということですね。
ジーナ式では月齢ごとにスケジュールが設けられています。
規則正しい生活を送ることで、子供が望んでいることや、なぜ泣いているのかが少しずつ分かってきたのが、とても嬉しかったです。
ちなみにうちの子(4か月)は大体こんな1日を送っています。
7:00 起床 授乳 顔を拭く遊ぶ
8:45 ベッドへ 朝寝
9:45 起床
10:30 授乳 遊ぶ
11:45 ベッドへ 昼寝
14:00 起床
14:30 授乳 遊ぶ お散歩
16:30 夕寝
17:00 起床
18:00 お風呂
18:30 授乳 遊ぶ
20:00 就寝
※昼寝をしすぎると夜寝られなくなるので、多少スケジュールがずれてもお昼寝の上限時間(これも月齢ごとで決まっています)だけは守るようにしていました。
2:だっこ、おっぱいなどの他力ではなく自力で眠る練習をする
これこそが、赤子の自立の第一歩、自分で寝られるようになると母はとても楽です。一人寝ができるようになると夜中起きてもお腹が空いていない場合は自分で寝てくれます。(でもこれが一番しんどい。だって、こんなこと周りに誰もやっている人がいないから。)
抱っこやおっぱいでうとうとしたら、完全に寝入る前にベッドに置く。(寝入ったら、一度起こしてベッドに置く!)そうすることで、自分の意志で眠る力がつくんだと。しかしこれがなかなか大変。置いたら起きて泣く、当然寝ない、抱っこする、寝る、置く、泣くのエンドレスになることも。
そこで救ってくれるのが、シーという音や、ビニールのカサカサ音。少し泣いたら、慌てずこの音を出すと段々と落ち着いて眠ってくれるようになってきました。
あとは眠いサインを見逃さない事。目をこすったり、あくびをしたり、タオルに顔をこすりつけたりしたら、機嫌が悪くならないうちにベッドに持っていくこと。
ちなみに大体トレーニング開始1か月後の月齢3か月くらいのときに段々と一人で寝られるようになり、夜の授乳が一回になり、7時間連続睡眠ができるように。そして、そしてその半月後には夜間授乳0の10時間連続睡眠を記録。正直お腹は空かないのか心配になり、起こして授乳した時もありましたが、対して飲まなかったため、そのまま寝かせることにしました。そして今では、たまに朝5時くらいに泣いてどうしても授乳しないと寝ないことがあったりしますが、9割方朝7時まで寝てくれています。
3:アバウトでいいので、継続する。
2つのことをアバウトでもよいので継続することが大事です。
はじめは効果が見えず、苦行にしか思えなくなるのでしんどいです。私も一度挫折しました。でも挫折してもいいので、そろそろやってみようかなと思えるタイミングで、あまりプレッシャーをかけずに、できる範囲で毎日やってみること。
効果がはじめは見えないんですよ、だけどある意味ゲーム感覚で、そして寝ないときはとことん付き合うぜーっていう心の余裕を設けてやってみたり、あとは夜は夫にパスする笑なんてことをやることで気持ちが楽になります。
ちなみに、ジーナ式に挫折しそうだと思ったら、 こちらの本もお勧めです。
ジーナ式ほど細かくないけど、ポイントがしっかりと押さえられています。またジーナ式と違って母児同室OKです(私も母児同室でした。)
またお母さんの気持ちをとてもよく汲んで書いてくれているので、読んでいて励まされます。
あとはこちらの本。赤ちゃんが泣き止む5つのスイッチがとても参考になりました。
【5つのスイッチ】
1:おくるみ
2:横向き・うつぶせ(腕に抱っこしているときだけ)
3:シーという音を出す
4:ゆらゆら
5:おしゃぶり
特に1のおくるみと3のシー音には助けられました。
おくるみはこちらがお勧め!可愛い柄に癒されます。英国王室御用達らしい・・・
3はシーもよいのですが、カサカサ音も効果的でしたので、スーパーのビニール袋をずっとカサカサ・シャリシャリやっていました。眠くて白目になりながら・・・笑。
ジーナ式補足:
あとジーナ式の本はとにかく読みにくいため、私はポイントをエクセルでまとめて可視化するとともに夫にも共有していました。もしこれから子育てを始める方は産まれる前に読んで情報を整理しておくことをお勧めします。
赤ちゃんにスケジュールを押し付けるなんて・・・という声があるのは確か。助産師さんにも、あらゆる他の本にも、月齢が低いうちは赤ちゃんのペースに合わせてあげてって言われるんですよね。ただ私の場合、4月に社会復帰があり、夜寝れない日々が続くことで子供にイライラしてしまったりすることは絶対に避けたい!と思い、早めに睡眠トレーニングに取り組むことにしました。結果、遅くとも21時以降は自分の時間になり、勉強も思うように進められるようになりました。また夜も自分がぐっすり眠ることができています。これで本当に気持ちが楽になりました。
早いうちの努力が未来の自分を救い、子供にも更に笑顔で接することができるかも?!
個人的には夜熟睡できていないママさんに是非試してもらいたい!と強く思っています。